しみず

しみず
I
しみず【清水】
(1)姓氏の一。
(2)江戸時代の御三卿の一。 九代将軍家重の第二子重好が江戸城清水門内に邸を与えられ一家を創立。 所領一〇万石で, 御三家に次ぐ家格。
II
しみず【清水】
(1)静岡県中部, 駿河湾に面する市。 もと東海道の二宿, 江尻・興津を含む。 水産業や石油・金属・造船などの工業が立地。 三保ノ松原・日本平がある。
(2)北海道中南部, 上川郡の町。 テンサイ・豆類などの畑作と酪農を行う。
(3)福井県中部, 丹生(ニユウ)郡の町。 北は福井市に接する。
(4)静岡県東部, 駿東郡の町。 富士山の湧水で知られる柿田川が流れる。 機械・自動車部品工業がある。
(5)和歌山県北部, 有田郡の町。 有田川の上流域を占め, 林業を行う。
III
しみず【清水】
地面や岩の間などからわき出る, 澄んだ冷たい水。 小さな流れになっているものもいう。 ﹝季﹞夏。 《二人してむすべば濁る~かな/蕪村》
IV
しみず【清水】
狂言の一。 茶の湯の水を汲みにやらされた太郎冠者は, 鬼が出たと偽って逃げ帰る。 手桶を取りに行く主人を鬼の面をかぶって脅すが, 声で正体を見破られる。 鬼清水。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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